高度な自己

下記は「セムヤーゼ(15)(16)」からの引用です。

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そうです。その確実性は次の様な時、各人のものとなります。
各人が自我に打ち勝った時です。自我は実際霧の様なものです。この自我の霧が真の生命と霊の領域、生成と消滅の変遷を超えた領域を覆い隠しています。

何故そうなるかと云いますと、自我“私”は自分自身の幸福に大きな価値をおくのです。その結果大部分の人間が利己主義の人間に成長するのです。

各会員の上に、又地球人の頭上に、疑惑と不確実性が重い雷雲の様に垂れかかっています。その黒い雷雲の中から雷鳴が至る所で轟き、無数の稲妻が光を放っています。

この雷鳴と稲妻こそ人間の自我と物質主義、その他、人間に無価値な全ての事柄を呼び寄せ、人間はそれらの奴隷となり、それらに囚われるのです。

これらと戦う事が貴方がたの最初の戒律です。真理の認識を通して愛の太陽(愛の太陽は生命の霊を具体化します)が貴方がたの精神の限界を高め、雷雲(疑惑と不確実性)を駆逐するのです。その時初めて貴方がたは確実性そのものとなり、不安と心痛が無意味なものである事を悟るのです。

残念ながら現在多くの人間が肉体的死をもって本来の生命が始まり、内なるゾーハールが徐々に輝き出すと信じています。
人が前の生れ代りで自己改善の為に苦労して戦ったり、働かなかった場合、今度の生れ代りでも、前の生れ代りと同じ様に無知の人生を繰り返します。

ただ真の内的な再生によってのみ、貴方がたは存命中に完全な(或いは中途半端な)無知と迷いという暗黒に終りを告げるのです。その時、貴方がたは内的意識の光が見える様になり、生命の霊の力が重苦しい運命(貴方がたは自分達の運命を自ら醜い人生に作っています)を消滅させるのです。

こうして遂に、貴方がたの内部にゾーハールが輝き出します。

そして、貴方がたは目に見えないものを認識し、霊とその無限の力を自分のものとする事が出来るのです。一方、今まで有効に働いていた目に見えるものは幻影として消滅します。
しかし、それは今後の進化の為に長く記憶に残ります。

会員の大部分には彼らの愛情の背後に、また愛する者と一体になりたいという意志の背後に赤裸々な不安が潜んでいます。
とりわけ、愛されている者との別離への不安、別れた者と何時又一緒になれるのか、特にこの世からあの世へ移行する時の不安等が潜んでいます。

全ての生命は絶えず生と死を繰り返し、又自己が生き残る為には他の生命を犠牲にしなければならず、またその為に一つの生命を破滅させたくなるし、破滅させなければならないという誤った知識や誤った教義を彼らは信じています。

従って、こうした誤った教義から絶えず不安が生れ、更に苦痛が結果的に生れるのです。

これは恐るべき考えであり、地球人の特徴的な考え方です。
これは真の真理に対する無知から生れたものです。

全ての生命は他の生命の犠牲の上に生きていると云う事は事実ですが、自己が存続し、生きる為に他の生命を殺しません。
一つの生命は他の生命の仲間であり、一つの生命が他の生命を助けるのであり、自己の使命を成し遂げ、自己の寿命を全うすれば、適当な時期にこの世を去る様になっています。

一つの生命は、他の生命の進化の為の犠牲ではありません。
しかし地球人はそう考えており、そうした誤った哲学が強化されているのです。

しかし真理はこうです。
生命は絶えざる前進的進化の為に生成と消滅を繰り返し、創造の規則、法則、戒律に従うのです。創造自らもあらゆる点でその規則、法律、戒律に従っているのです。

生命は生成と消滅の法輪の中で、多くの創造的期間にわたって再生と更新を繰り返します。

消滅と死は生命の中心に達しますが、生命と生成も死の中心に深く入りこみます。2つの領域はお互いに補完し合い、同時に征服し合い、段階的に高い霊的認識に上ります。
生命の目標は個々の消滅や死を征服する事ではなく、消滅と生成の進化を征服する事です。

生成された全てのものは向上を目指して努力します。
無数の生命の最も奥にある不滅なるものにおいて生き、働いているもののために。

創造されたもの全ての究極の目標は創造であり、宇宙意識です。即ちあらゆる被造物の最終目的、創造及至宇宙意識のために。

物質的領域における生命の本来の意味は、次の様なものと考えられます。
生命の本来の意義は、いつも支配しようとする自我の克服であり、結果的に霊の全体における進化です。

自我の克服とはこういう意味です。
貴方がたは高度な自己が勝利する様に、高度な自己を助力する事です。それによって、貴方がたが再び高度な自己を認識するのです。

高度な自己とは創造の自己であり、貴方がたはその中で高度な進化に目覚めるのです。

確かにこれは貴方がたの生命にとって非常に困難な課題です。
しかし、それは最も美しい、最も価値ある、最も有益な課題です。

何故なら、この課題の背後に、全ての外面的な、物理的な存在形態の向こう側に、貴方がたの永劫(創造期間にわたって)の存在という最も確実なものが貴方がたを待っているからです。

貴方がたの内部にある生命の霊は、創造の霊的エネルギーの一部分です。ですから貴方がたは貴方がたの存在の根源を自覚し、そこへ立ち戻る事が必要です。

貴方がたはその様な真の内面化を通して、全創造期間(永劫)と一体化します。つまり貴方がたは、貴方がたの内部で創造の一部分と一体になるのです・・・と云う事は、貴方がたは完全に自由になったと云う事であり、消滅や死への不安から解放される事を意味します。

貴方がたが自分の中で、創造的エネルギーと一つになると云う事は、貴方がたの表面的自己(自我、エゴ)の背後にもう一つの自己、即ち、創造の自己を認識すると云う事です。

創造の自己は間違いなく最も偉大なものであり、内面の準備をしていない者にとって、人間の身に起こり得る最も恐ろしい恐怖の覚えであります。

人間が真に見詰め認識すべきものは、自分の生まれつきの自己です。それは全ての人間の活動分野と限界を超えており、又人間の全ての概念を超えており、人間には把握出来ない、永遠(全創造期間にまたがっている)なる創造の領域にあるのです。

創造の一部分と自己の内部で一つになった者、自己の霊と一体になった者は、人間に極度に恐れられていたもの、つまり消滅と死という謎を直ちに解き明かし、彼にとってこの消滅と死は無害となり、彼は死を生命の別の面、つまり、物理的な睡眠、真昼の覚醒の欠落した状態に過ぎないものであると認識するのです。

人間の不合理と無知のみが次の様に妄想します。
睡眠は生命の暗い面であり、従って、死も生命の暗黒であるという見解が生れるのです。

確かに、様々な要因が死の不安を反映していますが、それら全てを言及する価値はないでしょう。

まだ説明する事があります。

生命が身体を離れる様子がどんなものか、これまで謎の侭に十分解明されませんでした。しかし、貴方がたの内部にある創造の一部分が完全な明確さをもってその真実を教えてくれます。

即ち永劫にわたる絶対的永続の確かさです。
貴方がたは全創造期間にわたって存続するという事です。

貴方がたは決然と自己の地上の生活における課題を直視し、次の様に認識して下さい。

粗雑なこの世の世界と精妙なあの世の世界がありますが、この両世界は1つの領域が分割された、それぞれ片方の世界であり、同じ場所と時間にあるのですが、ただ次元が異なっているにすぎません。

確かにこの惑星地球は一見したところ喜びと幸福よりも、苦難と悲惨の方が大きいと思われます。
しかし、これは貴方がたの誤った結論です。

貴方がたはそれが事実であろうという誤った危険な見解を植え込まれ伝承されてきたのです。

そんな事は決してありません。
何故なら苦悩と悲惨は、喜びと幸福と量的に常に釣り合っているからです。

貴方がたの間違った思考だけで苦難と悲惨を過大評価し、それらを長くとどめていますが、一方貴方がたは喜びや幸福をすぐ忘れ去ってしまうのです。

貴方がたはまだこの問題に関してバランスよく対処する事を学んでいません。つまりプラス面とマイナス面を公平に記録し、記憶する事を修得していません。

しかし、貴方がたは人間の使命を予想し、認識出来ますから、マイナスの事態を変更し、暗黒の岸からゾーハールの島へ渡り、安心立命を獲得する事が出来ます。

時間に惑わされたり、それを心配する事もありません。
最高の目標を実現するには、何百万年、何十億年が経過するでしょうから。

貴方がたの故郷の世界の皺だらけのかんばせを伸ばす為に、何百万年、何十億年という時間が貴方がたに与えられています。しかし、貴方がたは貴方がたに差し延べられた援助の手や真理に関する知識を真に理解し、評価し、最後に目標を達成しなければなりません。

以下、セ(セムヤーゼ)
   マ(マイヤー)

マ:素晴らしい話でした。長い間貴方からその様な話を聞いていませんでした。貴方は大したものです。

セ:貴方の顔は奇妙な表情に変わりました。貴方の感情も乱れています。私は・・・・・・・・・・・・

マ:心配ありません、お嬢さん。私は貴方の言葉に感動していたのです。貴方の言葉は非常に私の為になりました。本当に心から感謝します。

セ:感謝するのは私の方です。今私が話した解説は貴方に向けられたものではなく、貴方の会員に向けられたものですが、それが貴方を喜ばせ感動させたのですから、私はとても嬉しいのです。

マ:しかし急に奇妙な気がします。今の貴方の解説は私がよく知っているものです。貴方の解説は多くの知識と知性が含まれていて、しかも、その説明が素晴らしく上手だったので、私はそれを十二分に楽しく味わう事が出来たのです。本当に有難う。

セ:この様な霊的な話が、貴方に非常に不足している事は分かっています。しかし、今後時折この様な話し合いをテレパシーでする様に努力します。

マ:それは嬉しいですね。本当に有難う。

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内容からお分かり頂けるかと思いますが、セムヤーゼさんは地球の方ではありません(笑)

ここで「なーんだ、嘘か。宇宙人なんて居るわけないじゃんw」と切り捨てるのは勿体ないと思います。
自分の役に立つ内容があればそれを有効に使わせて頂きましょう。

マイヤーさんはスイス在住のUFOコンタクティです。
プレアデスの方達と現在でもコンタクトを続けています。

このような写真を大量に撮っています。

セムヤーゼからコンタクトの証拠として撮らせてもらったそうです。

 

 

 

 

因みに私はこちらの写真に写っている物体を実際に観ています。