努力無しで望む自分に成る方法2
続きです。
どうすれば望む自分、状況にリアルさを感じる事が出来るようになるのか?
方法はいくつかあります。
アファメーションという有名な方法がありまして、「そうなった」「そうである」という望む自分になった結果の状況を言葉で唱えるというものです。
「なりたい」ではなくて「なった」と断定します。
これを朝晩、半年以上続けると効果があるようです。
リアルさは五感を伴うものなので、そこを利用する方法もあります。
そうなった状況に五感を付けてイメージすることで、リアルさを感じるようにするものです。
例えば社長になった自分をイメージした時に、社長室の匂い、室温、椅子の肌触り等を感じるようにする事ですね。
最後にいちばん手っ取り早い方法を。
それは、そういったリアルさを感じる事が出来る人と、同じ空間、時間を共有する事です。
要はそう「思える」かどうかなんですね。
「望む自分になれる!」と思えるかどうか。
本気でそう思える人と一緒に居るとそれが移ります。
なぜ同じ空間、時間を共有する事でそんなそんなことが起こるのか?
これは「ミラーニューロン」や、「ホメオスタシス同調」で説明されます。
「ミラーニューロン」は、他人がしていることを見て、我がことのように感じる共感能力を司っていると考えられている神経細胞です。
「ホメオスタシス同調」というのはホメオスタシスが同調すること。
ホメオスタシスは恒常性維持機能の事で、寒い時は体を震わせて体温を上げ、暑い時は汗をかいて体温を下げるように、状態を一定に保つ機能がそうです。
外気温と体温のように、人は常に外部環境とフィードバックをとっているわけですね。
これは人に対しても起こります。
これが同調するという例で有名なものは、同じ空間で女性が複数人生活していると生理周期が一致してくる、というものです。
「あの人が居ると場の空気(雰囲気)が変わる」という経験は無いですか?
これもホメオスタシス同調で説明がつきますね。
本気でそう「思える」人と一緒に居る事で同調し、自分もそう「思える」ようになります。
個人セッションとして「思える」人と同じ空間、時間を共有する事がいかに有効かが、お分かり頂けたかと思います。